危険なムクナ豆(八升豆)を回避する為に

今話題のムクナ豆(八升豆)は実は危険?

 

こんにちは。皆さん、ムクナ豆ってどんなイメージをお持ちですか?

 

認知度が低いがゆえに、「怪しい」「危険だ」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
半面、健康に貢献してくれそうな豆だからと購入する方が増えているのも事実です。

 

ムクナ豆のあらゆる知識を得た私がムクナ豆に潜む危険性、正しい選び方についてご紹介しようと思います。

 

そもそも、なぜ私がムクナ豆の存在を知ったかというと70代の父親がパーキンソン病になってしまったんですね。母親は落ち込んで電話をかけてくるし、娘の私は離れた所に住んでいて話を聞いてあげるだけしかできないしという状態になりました。
治療法はもちろん、ほかに何か方法はないかとネットやらパーキンソン病関連の書籍を読みあさって出合ったのが

 

ムクナ豆

 

だったんですね。

 

当時(2018年ごろ)はムクナ豆っていうのは認知度がめっぽう低い存在でした。
ネット上で確認したところ、国内で取り扱っているのは数えるほど。

 

それが今や国内の会社は数十社に増え、急成長業界。

 

それだけムクナ豆に効果があるという裏返しなのでしょう。

 

でも、ちょっと待って!!!
それって、

 

「食品の基準を満たしているものなの?」

 

「毒はないの?」

 

「副作用は?」

 

ムクナ豆を取り扱う会社にはそんなこと書いていません!!

 

だって売りたいだけです。

 

そこで私が徹底解説、徹底深掘り!!!

 

数多くのムクナ豆製品を購入し、比較してきた私が詳しくご紹介します!!

ムクナ豆はどんな豆なの?

食用の豆です

 

まあ即答ですね。豆です、豆。
江戸時代の日本では普通に食べられていたようです。

 

もっと詳しくいうと、「ムクナ」っていうのはブラジルで呼ばれている名前。
日本では「八升豆」(はっしょうまめ)という名前の時代が長いと思われます。

 

暑い気候が好きな植物で原産はインドです。
今はアジア大陸、アフリカ大陸、アメリカ大陸の暑い地域で作られているほど、世界に流通している豆です。
1年草だから毎年植えなきゃいけないし、それだけ需要があるから毎年手をかけて作られているってわけですね。

 

国内で育てたいって人もここ数年で増えましたね。
買うと結構なお値段だし、育てた方が安上がりですしね。

 

「結局どんな豆なの?」ってもう一回聞かれたら、「めっちゃ伸びるんで庭先では育てない方がいいですよ」とだけ教えるかもしれない。

 

庭どころか畑もやめといたほうがいいと思います。
ツルが何メートルも伸びて絡み放題。ほかの野菜を育てるスペースがなります。

 

花は紫色の小さな花が連なって咲きます。
「花咲いたから、実なるっしょ」ってのも大間違いです。

 

日本では豆にするために苦労が多い。

 

寒いとこダメ。
雨多いとダメ。
湿気多いとダメ。

 

実ができても虫が食います。収穫ゼロもしくはわずか。

 

ちなみに、関東より北も収穫はできません。

 

成分がちょっと違う

 

そうは言いながらも成分だけは、いわゆる“普通の豆”とは言い難い。

 

「Lドーパ」「Lドパ」なんて言われる成分がこれだけ入っているのはムクナ豆だけなのです。

 

詳しくいうと、Lドーパは“豆”だけに入っているのではなくて、ムクナという植物全体にたっぷり携えているんですね。

 

ソラマメの仲間にもLドーパは含まれていますが量が違う。

 

私が思うに、ムクナは他の植物が嫌うLドーパを自らが作り出すことによって厳しい自然界の中で種子を残し、生き残りを図ったのでは・・・。

 

そう、ある植物にとってはLドーパが含まれるムクナが苦手。
ムクナが根を張り、ツルが伸びた場所に、ほかの植物が育ちにくいということは、ムクナが思いっきり育つ環境ができるということなんですね。

 

ムクナ自身が生き残りをかけた進化の産物がLドーパだと、私は考えています。

ムクナ豆に含まれる成分とは?

豆類なのでタンパク質が多め

 

「ムクナ豆」とネットで検索すると成分はすぐに調べることができます。

 

でも、難しい解説のサイトが多いため、少し解説します。

 

豆なんですから、Lドーパ以外は豆とほぼ同じです。

 

植物性のタンパク質、これが多い。
豆は種ですから、条件がそろえば発芽します。だから、芽を出すためにエネルギーを蓄えとかなきゃいけない。

 

脂質も多め。

 

あと、炭水化物のでんぷん。

 

こんな感じで栄養価が高めなので、ヴィーガン(完全菜食主義者)やベジタリアンの人たちにも人気が出ていますね。

 

加えてムクナ豆は無農薬で基本的に育ちます。

 

そこも自然派な人たちにウケていて、ヨガをしている人、自然派レストランの食材とかにもムクナ豆は注目されているようです。

 

Lドーパが含まれる

 

ムクナ豆、私もパーキンソン病の父親に飲ませているぐらいなので、最大の魅力はLドーパが入っていることだろうと思われます。

 

簡単に言うとLドーパはドーパミンになる。
ドーパミンが減った人は体や心に変調をきたす。
だからLドーパを摂取すればドーパミン不足が解消できる!!

 

でも、なぜ減るのか。
これは加齢だったり、脳の活動変化だったり、「遺伝なのか」って説もあるとかないとか、さまざまな要因があるといわれていますが、これといった決め手はないようです。
脳の仕組みは複雑ですから。

 

原因はさておき、私の父親のように病気になっちゃう人だっているわけです。

 

では、ドーパミンが減ってしまったらどうするのか。
答えは簡単です。脳にドーパミンを補うだけなんです。

 

私が考えた作戦。メモが出てきたんで当時を振り返りながら解説していきます。

 

バランスのいい食事作戦!

 

私たちは食事でドーパミンを増やしてるんだから、食事に気を付ければいいだけだ。

 

でも、何を食べさせる? 肉と魚、豆がいいらしい。

 

でも、血糖値お高めの父親に肉とか勧めていいのだろうか・・・。
今までの食事でドーパミンが減ったんだから期待は少なめ、といったところ。

 

結論 即効性はないような気がする

 

カフェイン&スパイス作戦

 

カフェインが入ったコーヒー、カレーや激辛料理のスパイスはドーパミンを増やすらしい。
70過ぎの父親に、コーヒー飲ませて、毎日カレー??
いやいや現実的じゃないだろう。

 

結論 却下

 

運動してね作戦!

 

汗をかくぐらいの運動はドーパミンを増やすのに効果的。
ただ、パーキンソンで体を動かしづらいのに「30分早歩きして、毎日よ」なんて言えるか? 言えないな。

 

結論 無謀すぎる

 

という感じ。

 

なかなかドーパミンを増やすのは大変だということで、ムクナ豆のLドーパに頼ったという経緯です。

 

ムクナ豆のLドーパがドーパミンになる仕組みはすごく単純です。

 

胃に入ったムクナ豆が消化され、腸でLドーパが吸収され、脳でドーパミンに変わる。

 

アミノ酸(タンパク質)にもドーパミンになる種類はありますが、ちょっと複雑で効率が悪い。

 

だから、ムクナ豆には、効率的・効果的にドーパミンを増やすことができるため、愛用している人が増えてきているんですね。

 

 

次はムクナ豆の危険性について解説

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